詩「玩具の仇作戦」

｢玩具の仇作戦｣

小さい頃から　何をするにも

やることが遅いため

そのたんびに　何も悪いことしてないのにもかかわらず

怒られていた

そんなある日　とんでもないことが起きた

何時ものように　玩具を一生賢明整理してたら

またもや　僕を叱り出した

そして　それは起きた

｢玩具が多すぎるから整理するのも

大変なんだろう

もう　お前の玩具全部捨てる

そうすれば　整理する必要もないだろう」

といって　僕の宝を捨ててしまった

僕は不思議と涙は出なかった

情けないやら　悔しいやら

憎悪で泣く暇がなかった

その夜　皆が寝静まる　丑三つ時に

お父さんの財布を密輸　輸送した

そして財布のお金を鯉出河（こいでがわ）に流した

水面に映るのは満月だった

このとき　最初で最後の風流を楽しんだ

次の日　やはり叱られた

　　　　　完