「ヘルシンキデー(Helsinki Day)」は、フィンランドの独立記念日です。
ヘルシンキはフィンランドの首都です。フィンランドは、1917年までロシア帝国の一部でした。でも、フィンランドの人たちは独立して自分たちの国を作りたかった・・。
1917年12月6日、フィンランドはついにロシアから独立を宣言しました。
この日が現在の「独立記念日」です。
独立記念日にはパレードやスピーチが行われ、戦争で亡くなった人たちを追悼するためにキャンドルも灯されます。
独立記念日は、フィンランドが自由を手に入れた大切な日なのです。言ってみれば、国の「誕生日」みたいなものです!
ヘルシンキデー(Helsinki Day)は年に1日限って開催され、ヘルシンキで行われる様々なイベントの総称です。
開催の仕方も最近流行りの「全員主催・全員参加型」なんです!
つまり、何かイベントをやりたければ、自分で企画し、ヘルシンキデーのウェブサイトに登録して参加者を募ることもできれば、一般参加者として様々なイベントに自由に参加することもできます。
ヘルシンキデーがちょっと違うのは、ヘルシンキ市政府からイベント企画者からイベント企画を募り、審査した上補助金を出しています。
このような資金援助によってイベント自体がよりヘルシンキデーの趣旨に近づき、質も高まるでしょう。
フィンランドにはたくさんの面白い歴史があります。
例えば、フィンランドには「スピード上位税」というユニークな制度があります。これは交通違反をしたときの罰金が、違反者の収入に基づいて決まるんです。お金持ちがスピード違反をすると、罰金は数千ユーロにもなることがあります。逆に、収入が少ない人には、それに応じた罰金が課されるんです。
もう一つ興味深い話として、フィンランドの教育システムは世界的に有名です。
フィンランドでは、宿題が少なく、授業時間も短いにも関わらず、生徒たちは非常に高い学力を持っています。これは、教育の質を重視し、教師たちが一人ひとりの生徒に寄り添った指導を行っているからなんです。
フィンランドって、なかなかユニークな国でしょ?